2007年読書記録。

一回全部記事消えてなんかもう\(^O^)/うおおおお

というわけでypですけれども。なんだか今自分の気持ちをアウトプットできない次第であります。*1ですから去年読んだ本について書いてみようかと思います。だがしかしさっき同じことやっていたのに全部消えてもうほんとどうにでもなれ\(^O^)/はっはっはわろとけわろとけwww

U子さんとかnataliaさんとかがやっててうらやましかったんだよーやってみたかったんだよー

ちなみに読んだ本の中でも好き嫌いがあります。嫌いはほとんどないのですが><だけどケンカにならないように、頑張って抑えて書きます!笑

順不同に見えるのは読んだ順だからですよー(^O^)

檸檬 (新潮文庫)

檸檬 (新潮文庫)

私は基本的に雑食で、好きなものの多い人間なのですが、「一番好きな本はなんですか?」と聞かれたらまっすぐにこの本を挙げることができます。

ま文庫本を買ったのは2007年なんですが、実際に読んだのは2006年でして、受験やら失恋やら部活の失敗やらで呆然としている時期に、授業で最初の一行を読んで衝撃を受けました。

この作品をきっかけに国語の先生とすごく仲良くなりました(*´∀`)その先生から数え切れないくらい本をいただきました!

変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)

変身―カフカ・コレクション (白水uブックス)

これは、過去問をといているときに、評論の中に「ネタ」として出てきた作品で、気になったから読んでみました。

彼の作品は色々研究されてましたが、小説としてしか読めない私にとってオチが弱いな、という気がしてしまったのは多分文化が違うからなんだろうなぁ('ε')

もっと海外文芸に触れなければならないな、と思いました。

パン屋再襲撃 (文春文庫)

パン屋再襲撃 (文春文庫)

これは私が読んだはじめての村上春樹作品です。

と、いうわけで、はじめてだったもんでもう「???」という感じで。まだこのころはそのうち私が彼の作品を貪るように読むようになるとは知りもしなかった(^O^)

ともかく頭のいい人なんだなぁと思って必死に何も考えずに読む努力をしていた記憶があります。多分今読んだらわかるんだろうなぁ。

カラフル

カラフル

こーきの作品は全部読んでおこう、とハードカバーのものを買いました。

受験期、家族がモメているときに読んだのですが、お母さんとケンカをしたときに「これ読んで!」って押し付けた記憶があります。家族モノだもんね。

でもナース服もさるぐつわも手錠も出てきませんよwwwww映画スタッフ自重wwwww

失はれる物語 (角川文庫)

失はれる物語 (角川文庫)

一時期彼の作品がとても好きで、というのはypが活字離れしていたときにとても読みやすかったからなんです。

この短編集の中の二つの作品が最近映画化されましたねー('∀')きみにしかきこえないは知ってたけど傷は公開されるまで気付かなくて「アレ!?」ってなった。ちょwwwキャストの年齢無視しすぎじゃねwwwwみたいな。もえるけど。

ネバーランド (集英社文庫)

ネバーランド (集英社文庫)

これもまぁこーきが出ていた作品は読んどこうとして買ったものです。ちなみにエイジはずっと昔に読んでました。

なんか森さんのときも思ったけどwsd文学の人ってほんとに読みやすい文章を書くなぁと思います。女性特有の湿っぽさが無い。男の子主人公だから、っていうのもあるんだろうけど。

ypは超しめっぽいのでうらやましいです><

先述の先生に「これは君だよ」と言われて渡されて、気になって読んでみたら冒頭から少年犯罪の話で超焦ったwwww私そんなことしません!><

とてもインタラスティングではあったけどypは評論というものを読むのが本当に苦手で…超スローペースで読んでいました。必ずストッパーになる本ってあるんだよね。

平面いぬ。 (集英社文庫)

平面いぬ。 (集英社文庫)

この中の「はじめ」という話が本当に好きです。

彼の作品で一番すきなのはゴスなんだけど、小説として好きなのはもしかしたらこの「はじめ」が一番かもしれない。

切なくて、哀しくて、きゅんとします。

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

夏と花火と私の死体 (集英社文庫)

デビュー作は読まなきゃなぁーとは思っていたんですが、これを期に私のZ−ブームも幕を閉じたかなぁという気がする。

いや、つまらなかったとかではなく単純に区切りがついただけなんですが´・ω・

彼の作品はホラーなのにホラーじゃないよなぁと思う。というか、グロテスクなんだけど、清潔で、怖くない。

いつか王子駅で (新潮文庫)

いつか王子駅で (新潮文庫)

これは夏休みの課題で読んだ本なのですが、とても読み心地が良かったです。あっという間に読んでしまいました。

たくさんの本の引用が出てくるので、いろんな本をいっぺんに読んだようなお得感もあるし。

なんだか、古びたなじみの居酒屋さんで日本酒をちびちびやりながら魚の煮付けを食べているような感覚に陥る作品です。とても、美味しい。

私が彼女の作品にハマっていたのって中学生のときで、最近はあまり読んでいなかったんですが、久しぶりに手にとって見ました。

これは短篇集なんですが、やっぱり長編のが好きかなーと思いました。というか、ラノベ時代のほうがきらきらしてたかな?

でも彼女の背負っている痛みみたいなものは、とても好きです。

ちなみに私が彼女のもので一番好きな作品はこちら↓

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)

私が村上春樹の作品に没頭するようになったきっかけとなる作品。

彼は京都生まれで神戸高校の出身なので、関西に馴染み深いのだと思いますが、この作品は短篇集なんですが、直接的な言及はないものの全ての作品のベースに「阪神大震災」が流れています。

ypは幼稚園のときに阪神大震災を経験しているので、なんだか興味深く読み進めていました。

そして、一番最後の作品で、何故か知らないけど泣いてしまったんです><

別に感動するような、泣かせるような言い回しは何一つなかったのに…

なんだか苦手意識を持っていた彼の作品を、たくさん読んでみようと思うきっかけとなった作品でした。

パラレル (文春文庫)

パラレル (文春文庫)

この作品はとっても好きです。なんだかキャラクター設定も絶妙で、時間がパラレルに流れていく。そして何より名言満載。

なべてこの世はラブとジョブ。


主人公がバツイチのおじさんなんですがネクタイ結べなくて、同級生で女遊びの激しい社長に結んでもらうシーンでかなりもえてしまった笑

まぁそういうF的な萌えはヌキにしても笑、素敵な作品です。好きな作家の一人だな。

李陵・山月記 (新潮文庫)

李陵・山月記 (新潮文庫)

この作品は高校の授業中に読んで、すばらしいなあー!と思って大好きだったので、本屋さんで手にとって見ました。

山月記」が本当に綺麗です。難解なのに読みやすいとか、すばらしすぎる。天才。

「弟子」も好きです。子路かわいい笑師弟愛もえ!←

小生物語 (幻冬舎文庫)

小生物語 (幻冬舎文庫)

大学行く途中、ローカル線の中で本読み終わっちゃって、なんか一日で読める本ないかなーって思ってぱっと買った作品。

確かに一日で読み終わったんですが、うん笑

この本を買うかどうしようか迷っている人は、こんな本を買わずに、もっとためになるような、例えば講談社ブルーバックスとかにお金を出したほうがよいと思う。

と本人も言っているように笑、まぁそんなかんじです。ブログ本だしね。

アッシュベイビー (集英社文庫)

アッシュベイビー (集英社文庫)

なかよしーず*2で焼肉を食べに行く前に一時間ほど空き時間があったので生協で買って一人で読んでいました。

彼女の文章は、へたくそだけれど、血まみれで情熱的でとても美しい><

でも友達と焼肉を食べに行く前に読むべき作品ではない笑なんか、近すぎて引きずり込まれます。

旅のラゴス (新潮文庫)

旅のラゴス (新潮文庫)

日本人の作者とは思えないほど、海外文芸のファンタジー作品を読んでいるような気持ちになります。

スケールが広大でとてもびっくりする。そしてたくさんの本を読みたくなります。ちょっと難しいけれど、面白いです。

風の歌を聴け (講談社文庫)

風の歌を聴け (講談社文庫)

村上春樹デビュー作にして、青春三部作第一弾。

改めて初めから読むと、「ああ、なるほど」って今までの謎が全て解けてしまうんだから不思議なものです´・ω・

よく言うもんね、「村上春樹は初めっから読まないとわかんない」って^^;

1973年のピンボール (講談社文庫)

1973年のピンボール (講談社文庫)

青春三部作第二弾。

私はこんなに言ってますが決して彼のファンではないんです><

ただ、必要性に駆られて、読んでしまう。そして好き。読み心地が良い。でもファンではない。

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(上) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

羊をめぐる冒険(下) (講談社文庫)

青春三部作第三弾。

一転してファンタジックな展開に。「現実と非現実の狭間」に入っていきます。

そして彼の作品を読んでいて不思議なのは、泣くようなところではないのに何故か涙が出てしまうということですね´・ω・

渋松対談Z

渋松対談Z

nataliaさんの愛読誌、ロキノンに連載されていた対談集。

先述の先生に「コレ君の年で読んでたらすごいよ^^」と言われるままに読んでしまいましたw

私は洋楽やロックに関する知識は皆無に等しいのですが、それ以外にも色々な話題に触れていたり、応用の利く話をしていたりと、とても勉強になりました。

この本で出て来たアーティストの作品を全部聞いたらきっと世界観が変わるんだろうなぁ、と思うので、そのうちお金がたまったら順番にCD借りるつもりです(^ω^)wktk

娼年 (集英社文庫)

娼年 (集英社文庫)

私は一冊目の作品を読んでどんな感想を持とうとも同じ作家の作品を二冊は読むことにしているんですが、コレを読んだ私は「…」という感じでした。ごめんなさい。

だって、彼の作品に出てくる女の子にyp該当しないんだもーん\(^O^)/多分私は彼と会ったらケンカになると思うw

チルドレン (講談社文庫)

チルドレン (講談社文庫)

彼のことは気になっていて私はこれが初めて読んだ作品でした。

しかし私はこれまでの人生で彼のファンがこの国のありとあらゆるところに潜んでいることを痛感しているんですがw

ちょっと思っていたよりもライトだなぁ、とか彼はきっと善良な人間なんだろうなぁ、っていう感想を持ったのですが、さっきも言ったけど一冊目では判断しないようにしているので、彼のファンのU子さん、イチオシ作品はなんでしょうか?><

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

レキシントンの幽霊 (文春文庫)

これは村上作品の中でもホラーっぽいものを寄せ集めた短篇集なんですが、別に怖くは無いです。

「緑色の獣」を読んで思ったけれど、彼の描く女性像はほんとに好きです。

オーイ・メメントモリ (MFコミックス)

オーイ・メメントモリ (MFコミックス)

こちらは本ではなく漫画なのですが、スッゴイ芸術作品だと思うから紹介しておく。

この人は天才だと思った。すごい。なんかもう、ほんとすごいとしか言いようがないけど、うわあああwってなる><

夜明ケ (Jets comics)

夜明ケ (Jets comics)

こちらもまた漫画。

デビューしたてのころからの作品が色々あるんですが、最後には何故か涙が溢れてきます。



とりあえず去年読んだのはこれだけかなぁ('ε')

後半三ヶ月ですごい勢いで読んでたけど、夏まではほんと全然読まなかったからなあー><

今年は既に五冊読んでいるのですが、50冊は読むのを目標にがんばりまーす(´∀`)

ypはザニヲタだけど本もすきなんだよ!って話でした笑

*1:焼き鳥プリンのほうを見ていらっしゃった方ならおわかりかと。

*2:プロフ参照。