とりあえず今月読んだ本達。

月末に書いたほうがいいかと思ったけどバイトあるしー今日暇だしーってなことで今月読んだ本でもぱぱっとまとめときます。5冊ってなんかキリいいしねー(´∀`)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(上) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

ダンス・ダンス・ダンス(下) (講談社文庫)

同じ授業を取っていたヴァイオリニストの先輩とお話をしていたときに「今コレ読んでます」って言ったら「ああ、アレは面白いですよね」と言われたんですがほんと、その一言です。面白い。

この人ってちゃんとプロット作って書いてるのかなぁ…なんかほんと構成が絶妙ですごいなぁというかなんというか。

どんな不思議なことが起こっても不思議じゃないのが不思議です笑

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

カラマーゾフの兄弟1 (光文社古典新訳文庫)

村上春樹を読んでいるとドストエフスキー読まなきゃ!って感じになるんですがコレは面白いよ〜訳もわかりやすいし!

三兄弟がとても魅力的です。ワイルドで激しい長男とクールで腹黒そうな次男と純粋無垢で優しい三男><

なんかコレの漫画版を見かけたときに次男イワンを見て「えっwメガネキャラじゃないんだw」って思ったのは私だけでしょうかwww

だってイワンは絶対メガネキャラだと思ったの><メガネって記述されてたんじゃないかって思うくらい超メガネキャラだからwwwww

二巻以降も読みたいのに私がいつも買ってるとこで売り切れてたという!うわーん!

AMEBIC (集英社文庫)

AMEBIC (集英社文庫)

前回アッシュベイビーを読んだあとにすぐ彼女の作品がまた読みたくなったんですがまだ文庫本化されてなくて、貧しい私は諦めましたw

なんかすごく個人的な事情で私は途中10ページほど読み飛ばしたんですが…初めは前作のが好きかなとか思ってたんですが、

ラストが本当に、すごい。ぞっとする。P167からの流れが目を見張るもので、彼女が小説家にならざるを得なかったんだ、この人はもうほんとに天才なんだ、仕方ないんだと思った。

彼女のことはとても好きだけどとても怖い。

私は評論ってものが苦手であんまり読まないんですが授業用に買ったのを見つけ出したので読んでみました。

「音楽」について書いた本なんだけど、西洋音楽とかではなくて、ほんとに身の回りに流れている音、電車の発車ベルに携帯の着信メロディから世界のありとあらゆる国の音楽まで、クラシック、ロック、ポップス、それから「耳が聞こえない人の音楽」までもうともかくスケールがでかい。

氏は、まぁ仕事だからなんでしょうけど、ほんとにすんごい音楽の知識、他の専門家が嫌って触れようとしないところまで全部詰め込んでいるなぁという感じ。

でも氏の人柄というのは全て「あとがき」に集約されているといってもいいと思う。ほんとに、純粋に好きなんだなぁというかこの方が小説について語っているのを見たことがあるんですが、とても可愛らしいなぁと思いましたwあくなき探究心。

でもなんでゲーム音楽だけ否定しちゃったんだろーーーという感じ。全部を否定せずに受け止める、というスタンスだったんではないのかなぁ('ε')

ちなみに音楽は耳だけではなくて視覚も大きく影響している、というところではかちゅんのこともなんだか思い出されたりします。

すごく簡単で読みやすい文章(というのも彼が小難しいことが嫌いだからなんだろうけど)だし「音楽ってなんだ?」というすごく根本的な問題に言及しているから、興味ある人はどうぞ、という感じ。

ただ文系の人ってそうなんだけど、答えがないことを一生懸命しゃべっているから、問題提起されたら答えが欲しくて仕方がないというような理系の人にはオススメしませんw



とりあえずこれだけです。